Supporter Interview
サポーターインタビュー
飼い主さまに寄り添うサポーターたちの想い。
それぞれの経験と、この活動に懸ける理由。
7名のサポーターが語る、等身大のストーリー。
「傾聴する」「寄り添う」「つなげる」
——サポーターの3つの使命。
MIMITOTEのサポーターは、ペットの介護・看取り・ペットロスに悩む飼い主さまに寄り添う、研修を修了した専門スタッフです。「正解を教える」のではなく、「そばにいること」を大切に。テキスト・Zoom・電話で、飼い主さまの声に耳を傾けます。ここでは、実際に活動するサポーターたちの想いと体験を、インタビュー形式でお届けします。
テキスト / Zoom / 電話
Our Philosophy
サポーターの3つの使命
MIMITOTEのサポーターは、この3つの使命を胸に活動しています。
どれかひとつではなく、3つすべてを大切にすることが、私たちのスタイルです。
傾聴する
飼い主さまの言葉に耳を傾け、気持ちを受け止めます。アドバイスより先に、まず「聴く」こと。「話を聞いてもらえた」——それだけで救われる方がたくさんいらっしゃいます。沈黙さえも、大切に受け止めます。
寄り添う
一緒に悩み、一緒に泣き、一緒に考えます。正解を押し付けるのではなく、飼い主さまが自分で答えを見つけられるように。結論を急がず、そばにいること。それがサポーターの寄り添い方です。
つなげる
必要に応じて、獣医師・グリーフケア専門家・地域の施設情報など、適切な専門家やサービスに橋渡しします。飼い主さまが「何をすればいいか分からない」時に、次の一歩をご案内します。
Three Ranks
サポーターの3つのランク
経験と実績に応じたランク制度。
ポイント昇格制で、すべてのサポーターがステップアップを目指せます。
一般サポーター
研修修了後に活動を開始。テキスト対応を中心に、飼い主さまの声に寄り添います。
- テキスト相談対応
- 研修全3回修了
- 活動ポイント蓄積
- 定期フォローアップ研修
- サポーター同士の交流
シニアサポーター
一定のポイント蓄積と実績で昇格。Zoom対応も可能になり、より深い相談に対応します。
- テキスト+Zoom相談対応
- 活動ポイントで昇格
- 専門研修の受講
- 新人サポーターのメンター
- 事例検討会への参加
PROサポーター
専門資格保有者が活動。動物看護師・心理カウンセラー等のスキルを活かした対応が可能です。
- テキスト+Zoom+電話対応
- 専門資格を活かした相談
- 緊急ケースの対応
- 研修プログラムの監修
- 外部機関との連携窓口
テキスト対応
Zoom対応追加
全対応可能
Training Program
充実の研修プログラム
全3回の必須研修を修了してから活動を開始。
未経験でも安心して始められる体制を整えています。
傾聴スキル基礎
サポーター活動の土台となる「聴く力」を身につけます。
- 傾聴の基本姿勢
- 共感と同情の違い
- 沈黙の扱い方
- テキストコミュニケーション
- 境界線の引き方
- セルフケアの重要性
専門知識研修
ペットの介護・終末期・ペットロスに関する正しい知識を学びます。
- ペット介護の基礎知識
- 終末期ケアの理解
- ペットロスと悲嘆のプロセス
- 飼い主さまの心理変化
- 緊急時の対応フロー
- 獣医師・専門家への橋渡し
実践ロールプレイ
模擬ケースを使った実践的なトレーニングを行います。
- テキスト相談シミュレーション
- Zoom相談シミュレーション
- 困難ケースへの対応
- フィードバックと振り返り
- 先輩サポーターの見学
- 修了テスト
Interviews
サポーターの声
さまざまなバックグラウンドを持つ7名のサポーターに、
活動への想いとやりがいをお聞きしました。
「さよなら」のその先に、希望を灯したい。
3年前に15年間一緒にいた愛犬を亡くしました。介護の最後の半年間、本当に孤独でした。夜中に容態が悪化しても誰にも相談できず、毎日泣きながら世話をしていました。あの時の私に「大丈夫だよ」と言ってくれる人がいたら、どれだけ救われただろうと。MIMITOTEの理念を知った時、「これは私がやるべきことだ」と確信しました。
初めて担当した方が、ペットロスで半年間ほとんど外に出られなくなっていた50代の女性でした。最初のテキスト相談では「もう何も楽しくない」と書かれていて。でも毎週やり取りを続けるうちに、「今日、あの子の好きだった公園を散歩してみました」という報告をくださった時、画面越しに涙が止まりませんでした。
「正解を言わないこと」です。飼い主さまが「延命治療をやめるべきですか?」と聞かれた時、私が答えを出してはいけない。その方が自分で考え、自分で決断できるように、情報を整理して、一緒に考える。結論を急がせない。それがサポーターの役割だと思っています。
正直、最初は自信がなかったです。でもポイントが貯まって昇格の通知が来た時、それまで対応してきた方々一人ひとりの顔が浮かんで。「この方たちが私を成長させてくれたんだ」と思えました。シニアになってZoom対応も始めましたが、顔を見て話せることで、より深い寄り添いができるようになりました。
- 月・水・金 /テキスト相談 2〜3件
- 火・木 /Zoom相談 1〜2件(各30分)
- 土 /事例検討会・研修参加
- 日 /お休み
専門知識だけでは、人は救えない。「聴く力」の大切さ。
PROは動物看護や心理カウンセリングなどの専門資格を持つサポーターです。でも、資格があれば良い対応ができるわけではなく。MIMITOTEの研修で「傾聴」の奥深さを学びました。前職では「情報を伝えること」が仕事でしたが、ここでは「聴くこと」が仕事。最初は戸惑いましたが、今はそれが一番大切なスキルだと分かります。
「この症状は病院に行くべきか」「在宅ケアで気をつけることは何か」——そういった医療的な判断の手助けができます。もちろん獣医師ではないので診断はしませんが、飼い主さまが獣医師に質問するべきポイントを整理したり、ドクター相談への橋渡しをスムーズに行えます。「田中さんのアドバイスのおかげで、病院で的確に質問できました」と言われた時は嬉しかったですね。
Zoomは表情が見えるので、言葉にならない気持ちを察しやすい。涙を流される方も多いですが、「泣いても大丈夫ですよ」と画面越しに伝えられるのは大きいです。電話は移動中や夜間に利用される方が多く、「今すぐ誰かの声を聞きたい」というニーズに応えられます。ペットのそばにいながら通話できるのも電話の利点ですね。
飼い主さまから「田中さんに話を聞いてもらえて、やっとぐっすり眠れました」と言われた時。ペットの介護中は不眠になる方がとても多いんです。専門的なアドバイスよりも、ただ「聴いてもらった」という安心感が、眠りにつなげるんだと実感しています。
テキストだからこそ、伝わる想いがある。
声に出すのが辛い気持ちでも、文字なら書ける方がたくさんいらっしゃいます。「電話だと泣いてしまって話せないけど、テキストなら伝えられる」と言われた時にハッとしました。深夜に書かれた長文メッセージを翌朝読んで、一言一言に向き合って返信する。その丁寧なやり取りが、テキスト相談の一番の強みだと思います。
多頭飼いの方から「1匹が亡くなった後、残された子が元気をなくしている」というご相談をよくいただきます。飼い主さまだけでなく、一緒に暮らしていた子も喪失感を感じるんですよね。私自身、猫3匹と暮らした経験があるので、「残された子のケアも大切ですよ」とお伝えできる。同じ経験をしているからこその共感があります。
「聴く」ことの難しさと美しさを知りました。研修で「沈黙を恐れないこと」「相手の言葉を待つこと」を学んで、日常の人間関係でも変化がありました。家族や友人の話を、以前より深く聴けるようになった気がします。サポーター活動を通じて、私自身も成長させてもらっています。
まずはシニアサポーターへの昇格を目指しています。ポイント制で昇格できる仕組みがあるので、一つひとつの対応を大切に積み重ねたいです。いずれはZoom相談にも挑戦して、もっと多くの飼い主さまの力になりたいです。
- 月〜金 /本業の合間にテキスト1〜2件
- 土 /テキスト相談 2〜3件
- 隔週日曜 /オンライン勉強会参加
定年後の人生に、「誰かのために」という生きがい。
定年退職して、妻と二人で老猫2匹と暮らしていたんですが、1匹を腎臓病で看取った時に、自分たちがいかに情報不足で孤立していたかを痛感しました。「この経験を誰かの役に立てたい」と思ってMIMITOTEに応募しました。年齢的に不安でしたが、研修がしっかりしていて、同世代の飼い主さまに共感していただけることも多いです。
同世代だからこそ分かり合えることがあります。「子供は独立して、ペットだけが家にいる」「ペットがいなくなったら本当に一人になる」——そんな不安を口にされる方が多い。私もまさに同じ気持ちだったので、「分かりますよ」と心から言える。世代を超えた絆ではなく、同じ世代だからこその寄り添いがある。
正直、最初は戸惑いました(笑)。パソコンでの長文入力に慣れていなかったので。でも研修で「テキスト対応のコツ」を丁寧に教えてもらえて、今ではむしろテキストの方が、じっくり言葉を選んで返信できるので良いなと思っています。時間をかけて丁寧な返信ができるのは、退職後の時間の余裕があるからこそかもしれませんね。
生きがいです。退職後は正直、何をして過ごせばいいか分からなかった。でも今は毎日誰かの相談に向き合い、「ありがとうございました」と言われる。こんなにやりがいのあることはありません。妻にも「最近、すごく生き生きしてるね」と言われます。サポーターの仲間もできて、同じ志を持つ人たちと話す時間も楽しいです。
ペットロスは「乗り越える」ものではなく、「一緒に歩む」もの。
ペットロスの悲嘆は、人間の家族を亡くした時と同等かそれ以上に深いことが研究でも明らかになっています。しかし社会的な理解は追いついておらず、「たかがペットで」と言われて余計に苦しむ方が多い。私は病院での臨床経験を経て、もっと身近にグリーフケアを届けたいと思い、MIMITOTEに参加しました。
一般的なカウンセリングとの大きな違いは、「ペットと暮らす文化」を深く理解した上での対応ができること。「あの子は家族なんです」と言った時に、「はい、もちろんそうですよ」と当たり前に受け止められる。これは専門の場でないとなかなか難しい。MIMITOTEにはその文化がベースにあるのが強みです。
私は「乗り越える」という言葉を使いません。大切な家族を亡くした悲しみは、消えるものではないからです。「乗り越えなきゃ」と自分を追い込むと、余計に苦しくなる。悲しみと一緒に歩いていく、悲しみを抱えたまま少しずつ日常を取り戻していく——そのプロセスに寄り添うのが、私たちの役割だと考えています。
はい。PROサポーターとして、研修プログラムの心理学的な内容の監修をしています。特に「傾聴スキル基礎」の第1回研修では、実際のケーススタディを用いた演習を設計しました。サポーター自身が「聴いてもらう」体験をすることで、その大切さを体感できるような内容にしています。
仕事帰りの1時間が、誰かの「安心」になる。
よく聞かれますが、テキスト対応なら自分のペースで返信できるので、意外と両立しやすいんです。平日は帰宅後の21時〜22時頃にテキスト1〜2件に返信、週末はもう少し多めに対応しています。「空いた時間に、自分のペースで」——それがMIMITOTEのサポーター制度の良いところです。
確かに女性の方が多いですが、男性だからこそ頼りにしてくださる方もいます。「妻に心配をかけたくないから、妻以外の人に話を聞いてほしい」というご主人からの相談や、「男性の視点からのアドバイスが欲しい」という方も。性別に関係なく、「聴いてもらえる安心感」は同じだと思いますが、選択肢が多いことは飼い主さまにとってプラスだと感じています。
3年前、単身赴任中に実家の犬が亡くなって。最期に会えなかったことがずっと心残りで。妻がペットロスになった時も、離れていて何もできなかった。その後MIMITOTEの存在を知って、「あの時の自分たちのような家族を助けたい」と思いました。仕事をしながらでも参加できる仕組みに感謝しています。
「自分にできるだろうか」と不安な方も多いと思います。僕も最初はそうでした。でも研修がしっかりしているので、一つずつ学びながら始められます。何より、飼い主さまからの「ありがとう」が本当に嬉しい。忙しい社会人でも、空いた時間に誰かの力になれる。そんな素敵な活動です。
「学び」と「実践」が、ここでつながった。
そうかもしれません。でも大学院で動物介在療法の研究をしている中で、ペットとの別れが飼い主さまの心身にどれほど大きな影響を与えるか、データとしても実感としても理解していて。理論だけでなく、実際に悩んでいる方に向き合う経験がしたいと思ったのがきっかけです。
SNSやオンラインコミュニケーションに慣れているので、テキスト対応での「温度感」を伝えるのが得意だと言ってもらえます。絵文字の使い方ひとつで相手に安心感を持っていただける場面もあります。また、若い飼い主さまからは「同世代で話しやすい」と言っていただけることも。年齢は関係なく、真剣に向き合う気持ちがあれば、サポーターになれます。
想像以上に実践的で驚きました。大学で学んだ理論が、こんなに具体的なスキルとして落とし込まれているとは。特にロールプレイ研修は衝撃的でした。模擬相談で「飼い主役」をやった時、聴いてもらうことの安心感を自分の体で感じて。「これがサポーターの力なんだ」と。研修後すぐに活動を始めたいと思いました。
大学院を修了したら、ペット介護・看取りの分野で研究と実践の両方を続けたいです。MIMITOTEでの活動は、まさにその実践の場。ゆくゆくはシニアサポーターに昇格して、研究知見を活かした相談対応ができるようになりたいですし、後輩サポーターの育成にも携わりたいです。
User Voices
サポーターに相談された方の声
実際にサポーターに相談された飼い主さまの声をご紹介します。
愛犬が歩けなくなり、毎日泣きながら介護をしていました。サポーターさんに相談して、「頑張っていますね」と言ってもらえただけで、張り詰めていた糸がほぐれました。介護の具体的なアドバイスも助かりましたが、何より「聴いてもらえた」ことが一番の救いでした。
愛猫を亡くして3ヶ月、誰にも話せずにいました。「たかが猫で」と言われるのが怖くて。Zoomでサポーターさんと話した時、最初から最後まで「大切な家族ですもんね」と言い続けてくれて。やっと泣くことができました。あの30分が、回復の第一歩でした。
獣医師から「余命わずか」と言われ、パニックになっていた時にMIMITOTEに相談しました。サポーターさんが冷静に「今できること」を一緒に整理してくれて、獣医師への質問リストも考えてくれて。おかげで最期の時間を穏やかに過ごすことができました。
3匹の猫のうち1匹が旅立ち、残された2匹の様子がおかしくなって。自分の悲しみと、残された子たちのケアの両方に追われて限界でした。サポーターさんが多頭飼い経験者で、具体的なケア方法と心の持ちようを教えてくれました。「人間もペットも、ちゃんと悲しんでいいんですよ」という言葉に救われました。
A Day in the Life
サポーターの1日
シニアサポーター・松本さんの活動日の一例をご紹介します。
Supporter in Numbers
数字で見るサポーター活動
(1回あたり)
目安
対応時間
緊急対応
FAQ
よくあるご質問
はい。サポーターへの相談は、ライトプラン(月額¥2,980)以上の有料会員の方がご利用いただけます。フリープラン(無料)の方は、掲示板やコラム閲覧はご利用いただけます。
プレミアムプラン(月額¥9,800)の方は専属LC(ライフコーディネーター)が担当しますので、継続的に同じサポーターに相談できます。ライト・スタンダードプランの方は、ご希望に応じてできる限り対応いたします。
はい。ライトプランは月1回、スタンダードプラン(月額¥5,480)は月3回、プレミアムプランは月5回ご利用いただけます。
テキスト相談は2〜7日以内の返信、Zoom相談は7:00〜23:00の予約制(1回30分)です。夜間の緊急獣医師相談(24時間対応)は獣医師チーム(ドクター相談)が対応します。
全3回の必須研修があります。第1回は傾聴スキルとコミュニケーション基礎、第2回はペットの介護・終末期・ペットロスの知識、第3回は実践的なロールプレイ。研修修了後に活動を開始し、その後も定期的なフォローアップ研修があります。
18歳以上で、ペットへの愛情と傾聴への関心がある方であれば、どなたでもご応募いただけます。特別な資格は不要です。動物看護師や心理カウンセラー等の資格をお持ちの方は、PROサポーターとしての活動も可能です。
活動に応じたポイント制度があります。ポイントはランク昇格の基準となるほか、MIMITOTE内のサービスや特典と交換できます。詳しくはサポーター募集ページをご確認ください。
はい。多くのサポーターが本業と両立しながら活動しています。テキスト対応であれば自分のペースで返信できるため、忙しい方でも無理なく参加いただけます。
サポーター自身の心身のケアも大切にしています。PROサポーター(臨床心理士等)によるスーパービジョン、月2回の事例検討会でのピアサポート、セルフケアガイドの提供などの体制を整えています。
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サポーターとして、
誰かの「大丈夫」になりませんか
あなたの経験と想いが、
ペット介護に悩む飼い主さまの支えになります。
まずは研修で「聴く力」を身につけるところから。